【IT NEWS】LIXIL、Google Cloud上に内製主体でSAP連携のデータ基盤を構築

LIXIL SAPシステムの移行先として、Googleパブリッククラウドを採用

 150カ国以上で事業展開するLIXILグループの、グループERP(統合基幹業務システム)を、従来のメインフレームから、SAP S/4HANAへ移行してゆくとのこと。

また、その稼働インフラとして、パブリッククラウドであるGoogle Clud Platform(Googleクラウド基盤)を選択したとのことです。

 

LIXIL、Google Cloud上に内製主体でSAP連携のデータ基盤を構築 - ZDNet Japan

 

オンプレ → IaaS(パブリッククラウドの仮想サーバー)はトレンド

かなり大掛かりのシステム移行と想定されますが、パブリッククラウドのIaaSへの移行は、現状のトレンドで、オンプレのSAP利用中企業も含めて大手企業の基幹システムの稼働は、パブリッククラウドへ移行が進んでいますね。

利用中野データセンターや、社内と組み合わせたハイブリッドモデルと言われる構成も多く採用されています。

 

注目すべきは、現場でのデータ活用

・データ基盤「Lixil Data Platform」 すべてのデータを中央に集める。

・中央データを、現場で開発活用するスタイル
 ローコード、ノーコード(プログラムレスで簡易にシステムが作成できる)

 

と感じました。

これは、一定規模以上の企業の今後のトレンドのような印象です。

 

ただ実施となると課題は多いと感じます。

 

  1. データの信頼性の維持 メインデータの信頼性とのライン引きが重要
  2. 業務安定性の維持   便利な仕組みは良いが、止まると業務停止に!

 

と現場自由度とスピードは上がるでしょうが、課題対策を検討してルールを決めて導入しないと、問題となりかねないですね。

 

MSのソリューションもRPAが無償で提供されるなど、同様の方向性を見ていると感じます。このあたりもベストプラティクスがどんどん出てくるので注目ですね。

 

 

【IT NEWS】ランサムウェアもサブスク時代へ

サイバー攻撃ソフト、サブスク提供

5/17に日経電子版で、サイバー攻撃ソフトが、1ヶ月1万程度で、サブスク提供されているとの記事が出ていました。

従来は、攻撃ソフトを作成した悪いハッカーが、自身の技術力を自慢するような愉快犯的な攻撃というものが多かった、マルウェアの世界ですが、ランサムウェア登場から、身代金目当ての攻撃も増加傾向です。

そういった変化へ、攻撃ツール提供ビジネスという分野を作り出したということですね。

なにやら、国と武器製造企業みたいな構図になってきてますね。
サイバー攻撃は仕掛けられて、初めて相手を認知できるので、ホワイトサイドも、ディフェンスだけでなく、察知、追跡、殲滅といったものに変化してゆくので?とか思ってしまいます。)

 

サイバー攻撃ソフト、サブスクで提供 広がる闇ビジネス: 日本経済新聞

ランサムウェア被害が拡大

この記事の内容で注目したのは、身代金を払った企業が訴えられるという点です。

戻される可能性などほとんどない、このような脅しにお金を払う人がいるのだろうか?を感じられるでしょうが、実は結構支払いをしている企業はいるそうです。その要因と考えられているのが、企業向けの「サイバー保険」です。

以前調べて、驚いたのが、海外含めたサイバー保険の中には、このランサム向けの身代金を保険対象としているものも数多くあるという事実でした。
この保険の存在が、企業が支払いに応じてしまう要因のような気がします。

しかし、本記事であるように、身代金支払いは、「犯罪者の利益供与」とみなされるとの流れとなり、払った企業が訴えられたり、ランサム対応が組み込まれている保険も見直しがされているそうです。やはり、断固としてこのような脅しに屈しては行けないということですね。

 

ランサム被害の対策

ランサムなどのマルウェアからの自己防衛はどうしたら良いでしょう?

一般的な「怪しい」ことに近づかないことが大切ですね。

怪しげなメール、変なWEBサイト

などなど、おかしいなあと思われるものは、大概危険です。

 

また、IT企業の情報システムに携わっている立場から見ると、

昨今のサイバー攻撃マルウェア感染は、日々進化していて、感染させないという予防措置対策はほぼ通用しなくなってきています。よって、感染は決して免れないとの意識をもっておくことが大切と思います。


その上で重要な点は

1.セキュリティの最新情報に、アンテナを立てておく
  (どんなことが起きているのか?という情報を持つ。
   こんなことが、こんなメールが、など知っていると
   「あれ?これって最近はやっているやつでは?とかに気がつけます。)

2.Windowsを利用されている方は、
  ・「管理者権限」を持つアカウントで日常操作はせず、一般ユーザーで操作する。

    (マシンが乗っ取られると、すべての権限を使われて、
     マシン上すべての情報および、ネットワーク上つながっている
     他の端末までも被害を拡大されてしまう)

3.大切なファイルのバックアップしておく、2箇所以上に複製する。
   個人利用なら、無料ストレージの複数利用
   MSのOneDrive、Amazon Drive、Apple iCloudGoogle
   Google ドライブ など、数GBまで無料で使えます。

  本当に重要なものはオフラインストレージへ(取外し可能な)

  DVDなどの保存する(今どき、なかなか無いかも)とか、
  外付けディスクとかへの保存。
  (SDカードなどのメモリ型ストレージは、
   安定的な長期保存への保証がなかったりするので、おすすめしません。)
  
利用状況によって変動しますが、自身で可能な限りを注意しておきたいですね。

 

自動車税の納付は決済アプリがお得! 

自動車納税にPayPayなどのバーコード決算が対応

今年の自動車税の納税通知書が届きました。

自動車税の納税は、毎年「コンビニ」で行ってきました。

クレジット払いしたいのですが、手数料(1万円ごとに73円)がかかるからです。

 

念のため、通知書を見ると、なんとPayPayなどで支払い可能!

しかもポイントが付く!

私の場合、納税額4万5千円でしたので、PayPayだと、0.5%還元で、225円分ポイントがもらえます。!自宅で、時間関係なく、できて、これはお得です!

(手数料発生する、クレジット選ぶ人いるのだろうか?)

早速PayPay払いを実行してみました。

 

なお、まだ地区限定の様子ですので、ご注意ください。(2021年5月時点)

PayPay請求書払い、東京・神奈川・埼玉など全国42都府県の自動車税に対応(BCN) - Yahoo!ニュース

 

支払い方法とその違い

私が住んでいる東京では、支払い方法は下記の選択肢があります。

  • ネット等で払う。(納税証明書・領収証 なし)

   自宅:決済アプリ(スマフォ)/クレジット/ ネット振込

   外出:ATM

  • 窓口で払う。(納税証明書・領収証 あり)

   コンビニ/銀行窓口・ATM/税務事務所

 

納税証明書の有無が注意点ですが、

これまでで、必要となっていたのは、車検の時の提出資料のみでした。

現在は「省略」できるようになり、納税証明書は不要になりました。

ただし、納付確認に10日ほどかかることがあるので、車検が近い場合は、窓口払いで、領収書取得が安全です。

 

  • PayPayで支払い体験

今回は、PayPayで処理してみました。

事前注意事項

  • PayPay残高払いのみ
    事前に納税額以上を残高チャージしておきましょう。(クレジット支払いは選択できません)
  • 読み取りは納付書のバーコード(長方形)
    QRコード(正方形)ではありません。(QRコード読み取りになれているので、QRコードさがしてしまいました。)
  • バーコード読み取りに少し時間がかかります。(じっと待ちましょう。)

手順

  1. 同封されている「納付書」を、「コンビニ収納用バーコード」が見えるように置く
  2. スマフォでPayPayを起動
  3. ホーム画面でスキャンを選択(または、いつもの決済画面で、バーコード支払いを選択)
  4. カメラが起動し、読み取りの□が表示されるので、その□内にバーコードを収めて、しばし待つ(結構近寄らないと読めなかったします。じっと待ちましょう。)
  5. 決済画面に代わり、納税額が表示されますので、決済しましょう。

 

最初、バーコード読み取りの枠が正方形(QRコードに合わせている?)だったり、QRコード読み取りと比較して時間がかかったりしたので、焦りましたが、

それ以外は、あっという間に完了!

そして、225円分のポイント還元! 便利かつお得でした。

 

対象地区の方は、ぜひ、お試しください。

 

 

コロナワクチン予約体験記 「PC予約推奨です!」

  • 高齢者のコロナワクチン予約で電話殺到!

先月ごろから、東京都の各市町村で、高齢者の新コロナワクチン接種の予約が始まりましたね。

私の両親が、4月に早期開始して、20分で終了した八王子に住んでいまして、早朝にQRコードと電話で、夫婦で臨戦状態だったのですが、敢え無く撃沈でした。

妻の両親は23区に住んでいて、先日予約が開始、八王子も2回目が5月2日に行われ、今回は予約を支援することとなりましたので、その感想について記載します。

(今回のコロナワクチン予約は、お子さん等による代行予約も推奨されております)

 

  • コロナワクチン予約は、PCが快適!

結論が申し上げれば、PC利用での予約が快適で、おすすめです。

推奨順から言いますと、

「PC > スマフォ > 電話」ですね。

(入力や、コピー&ペーストが楽な点で、スマフォよりPC推奨です。)

 

2回目の八王子では、「両親は電話予約担当」、「私はPC予約担当」で望みました。

予約はAM9時開始でしたが、予約番号、生年月日入力しても、ぐるぐる状態。

暫く待つと、サイトが見つからないとか、エラーになったりの繰り返し・・・・

「これはだめかな?」

と諦めかけたところ、会場選択画面がなんとか表示され、選んで、日程カレンダーでた!・・・・が日程選んでも無反応・・・・などを行ったり来たりを、数回繰り返して、10~20分で、無事両親とも、5月中旬に希望会場にて予約完了。

その間両親の方は、電話を200回以上かけるがつながらず。。。。な状態だったそうです。

 

妻の両親の方も、PCでにて、予約可能リストを表示して、電話で会話しながら良い日程を選択できました。

 

  • 予約時の事前確認事項

予約は、電話であれ、ネットであれ、事前に確認及び、希望整理しておくとスムーズです。下記今回確認しておいたことを記載します。

(ご両親の予約代行をされる場合は、事前確認必須です!)

 

・予約番号(IDその他呼び方はいろいろ)

郵送されてくる予約票などに個人ごとに記載されています。

呼び方も、桁数も、区市町村で異なります。

 

・生年月日(西暦)

郵送物の予約番号と生年月日入力で、当人確認をしている様子です。

 

・パスワード(ある・なし)

八王子はなし

都内の妻両親はありでした。

予約情報確認サイトのログインで求めてくるようです。

 

・メールアドレス(ある・なし)

八王子は不要、都内では、予約時入力が求められました。

今回は、私のメールアドレスで登録しました。予約の結果がおくられてきました。

 

・希望会場

自粛期間中だったりもするので、可能な限り、近隣がよいですね。

郵送物や、ネットで利用可能会場が確認できますので、近く徒歩等でも行ける会場を選んでおきましょう。個人的には日程より、会場が優先かと感じます。

 

・希望曜日と、都合の悪い日程

予約に進み、会場を選ばないと、空いている日程や時間はわかりません。

なので、希望する曜日を決めておき、空いている曜日を選びましょう。

接種後の体調など気になる場合は、月曜日などにしておくと、平日がその後長くつづき、行政含めて稼働してくれている点から。少しは安心感あるかもしれませんね。

あとは、この日はダメという日程あれば、明確にしておきましょう。

 

・時間帯

だいたい、20分程度の間隔のようです。

午前中、午後など、大枠決めておくと良いでしょう。

 

・同日接種か、別日程がよいか?(両親ご健在の場合)

予約殺到で、同日予約は結果としてできませんでしたが、接種後の体調など考慮して、あえて別日程希望ということもありますね。

 

  • 2回目の予約

2回の接種が必要のようです。

2回目の予約は、1回目の接種完了後に予約が可能となる様子です。

2回目も予約支援の予定です。(ファイザー社製でした)

 

  • 感想と疑問

これから私達や、お子さんなどにも広がってゆくことでしょう。今後予約をどう区分けして提示してくるのかは不明ですが、また混雑がありそうです。

ただ、今回予約代行した、八王子では、予約初日に対象の高齢者の半数の予約がされたそうですが、数日間の予約受付期間を設けて対応していますので、焦らず余裕を持って対応すれば、今後は、大丈夫そうですね。

 

今回実家と妻の両親を支援してみて、区市町村で、予約のための手続きや、用意されている予約システテムなどがすべてバラバラであることにおどろきました。

各市区町村で、個別にこのあたりのやり方や、システム開発を別途やっているんですね。これは大変です。どこかのワクチン予約はシステムダウンしたなどNEWSでやってましたが、アクセス集中の対応なども含めて、それぞれが構築しているのでしょうね。

 

会場と日程以外は、区市町村で同じな仕組みだとおもうのですが、各地方自治体が、予約の仕組みなどを検討して、予約システム開発のため、業者を選定し、システム開発しているということなんですね。

なんとも無駄だなあとの感想を感じます。
国で予約システム用意して、各地方自治体がそれを利用して。。。。。とかできないのかなあ?日本がIT後進国とか言われてしまう状況をつくっているのかなあ?と素朴に感じた瞬間でした。

 

以上体験談と感想です。ご参考になれば幸いです。